働きながら介護 346万人 経済損失、国内1.8兆円試算 - 日本経済新聞

社員の介護が経営課題となる背景には構造的な問題がある。後期高齢者となる75歳以上の人口は2000年から21年までに倍増し1880万人となった。団塊の世代が加わる25年には2180万人になる。介護離職は10年代から正社員を中心に急増し年間約9~10万人で推移し深刻な状態だ。働きながら介護をする人は346万人(17年の就業構造基…